「レコード芸術1月号」にてデビューアルバム「フレッシービレ」に高評を頂きました!!
シュトラウスのソナタが大変な力演であると思う。伊藤は大きなルバートやアウフタクトの溜めを用いて積極的な表情付けを施していく。とくに歌謡的な箇所での、拍をごくわずか遅れめに感じて歌い上げる弾きぶりは堂に入っており、速い部分との強いコントラストを醸して見事である。グリーグもはっきりとしたポルタメントを含めて個性的なヴァイオリンを聴かせる。(相場ひろ氏)ヴァイオリンの音色の多様性を克明かつ自然にとらえた録音。弓の速さや圧力の変化によって生まれる違いを正確に描き分け、それぞれの曲の特長が鮮明に浮かび上がる。(山之内正氏)