「ぶらあぼ」にて林 昌英氏より高評価を頂きました!ありがとうございます。
ブーケの香りに包まれたソワレから
【収録曲】
R.シュトラウス:ヴァイオリン・ソナタ
グリーグ:ヴァイオリン・ソナタ第3番
ラフマニノフ:ヴォカリーズ
マスネ:タイスの瞑想曲
【ヴァイオリン】伊藤万桜 【ピアノ】山﨑早登美
直筆サイン入りカード付きCDは、伊藤万桜HPにてご案内しています。
「ぶらあぼ」1月号"New Release Selection"にて
どこまでも真摯で清純。新進ヴァイオリニスト伊藤万桜のデビュー・アルバムは、「流れるような、しなやかな」を意味するアルバム名と、あふれる”桜”色のジャケットのイメージ通り。派手さに走らず、自然な美しさを追究した演奏で、ロマンティックな4曲に付いた手垢を洗い流す。R.シュトラウスは曲が進むにつれて感興が乗っていき、第2楽章の清廉なリリシズムは心に残る。グリーグ冒頭のG線の旋律も粗野にならず、丁寧な左手のポジション移動で細かい音をおろそかにしないなど、目配りを利かせて作品を見直し、本来の姿に迫っていく。筋の通った俊英の登場だ。(林 昌英氏)